シティ リワードカード

シティ リワードカード

シティ リワードカードは、シティカードジャパン株式会社が発行する国際ブランドがマスターカードのクレジットカードです。マスターカード内のランクでは「TITANIUM(チタニウム)」になります。2013年4月現在、チタン・マスターカードは、このシティ リワードカードのみです!

年会費は、本会員が3,150円、家族会員が無料。

入会許可の目安となる審査基準は、「満年齢22歳上、年収200万円以上」となっています。

シティ リワードカードの強みは、次項で紹介する「土日のポイントが3倍になるシティ リワードプログラム」と、「チタン・マスターカードとしての特典」の2点です。

シティ リワードカードのポイント還元率

2013年11月15日まで、シティ リワードカードは土日利用でポイントが優遇されるカードでした。平日に利用すると1,000円につき1ポイントのシティ リワードポイントが貯まるところ、土日ではその3倍のポイントが貯まったのです。

どうして、このようなプログラムになったのかというと、シティカードジャパン株式会社によれば、シティ リワードカードのターゲット層である「ショッピングや食事、エンターテイメントを楽しむライフスタイル重視型の若年層」の消費パターンが週末に偏っていたから、とされています。週末利用のショッピングポイントを優遇すれば、ターゲット層である20代から30代の若年層に訴求できるというわけですね。

しかし、2013年11月16日以降、シティ リワードカードは、平日・土日問わず、いつでも通常払い(1回払、2回払、ボーナス一括払い、分割払い)で100円につき2ポイント、リボルビング払いで100円につき3ポイント獲得できる仕様となっています。さらに、ボーナスリワードプログラムによって、年間の利用金額に応じてボーナスポイントも獲得できます。年間50万円の利用で2,500ボーナスポイントです。ボーナスポイントは次年度年会費の引落し月の翌月に付与されます。

シティ リワードポイントは5,000ポイントで2,000円分の楽天スーパーポイントやAmazonギフト券に交換することができますので、1ポイントの価値は0.4円相当と算定することができます。つまり、平日・土日を問わず、シティ リワードカードを利用すると0.8%~1.0%の還元率を実現することができるわけです。

シティカードの強みである「Edyチャージ/モバイルSuicaチャージ/SMART ICOCAチャージでポイント満額付与」が適用される点も見逃せません。

チタン・マスターカード特典

マスターカード提携カードは、カード毎にランクの割り振りがあります。ランクは上から順に、ワールド、プラチナ、チタン、ゴールド、スタンダードです。

年会費無料のクレジットカードはスタンダードに割り振られ、ゴールドカードはゴールドとなります。そして、なぜか、このシティ リワードカードは、低年会費ながらゴールドより上のチタンにランク付けされています。ここには、外資系企業であるシティカードジャパンとマスターカードの強い結びつきを見ることができます。年会費14,700円のANAワイドゴールドカードや、年会費16,800円のJAL CLUB-Aゴールドカードよりも高ランクを得るという逆転現象が起こっているのです。

チタン・マスターカード以上になると、マスターカードの特典の核になる「MasterCard Taste of Premium」を利用できます。

2名以上の利用で一流レストランのコースメニューが1名分無料になる、「シティ ダイニング セレクション」(シティ セレクト VISA プラチナカードのみ利用可能)に似たレストラン優待、ANAインターコンチネンタルホテル、ウェスティンホテル東京、ザ・リッツ・カールトン大阪など国内の12のラグジュアリーホテルにて客室アップグレード、レイトチェックアウトの特典を受けられるホテル優待、会員制ゴルフクラブアクセス、ジャズクラブのブルーノート東京、モーション・ブルー・ヨコハマの優待などです。

レストラン優待を一度でも利用すれば、シティ リワードカードの年会費の元は取れてしまうでしょう。

チタンはゴールドよりも上ですので、ゴールド・マスターカード以上に提供されている、国際線手荷物宅配優待サービス、海外用携帯電話・WiFiレンタルサービスなどの「ゴールドトラベルサービス」ももちろん利用できます。

シティ エリートカードとの比較

シティ リワードカードの年会費、入会の目安はシティ エリートカードを全く同じものです。シティ リワードカードにはシティ エリートカードと全く同等の海外旅行傷害保険、国内旅行傷害保険が付帯します。空港ラウンジサービスは付帯しますが、海外2空港(仁川・ホノルル)だけは無料利用対象外になっている点も同一です。しかし、バイヤーズプロテクション(購入した商品に対する動産総合保険)だけは、シティ リワードカード50万円、シティ エリートカード200万円と差が付けられています。

また、シティ エリートカードの国際ブランドはVISA、シティ リワードカードの国際ブランドはマスターカードです。

シティ リワードカード、シティ エリートカードのどちらを選ぶかは貴方のライフスタイル次第です。

デザインの好みも大きく関係してくるかもしれませんね。