シティ プラチナカード

シティ プラチナカード

シティ プラチナカード(Visaブランド)はシティカードジャパン株式会社が発行しているクレジットカード。グローバルブランドカードレベルは「Visa Paltinumレベル」となります。

年会費は本会員が36,750円(税込)。家族会員は嬉しい事に無料(0円)です。

アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードやセゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードなどのカード会社からの招待状(=インビテーション)がないと申し込み不可のカードとは違い、インビテーション不要でどなたでも申し込み可能です。

※銀行のシティバンクに月間平均総取引残高1,000万円以上預けている方のみが申し込みできる「シティバンク シティ プラチナカード」とは異なるカードですのでご注意ください。

シティ エリートカードの審査基準(入会目安)が「年齢22歳以上、年収200万円以上」、シティ ゴールドカードの審査基準(入会目安)が「年齢25歳以上、年収400万円以上」ですので、シティ プラチナカードの審査基準はそれ以上と考えていいでしょう。

マイル交換も可能な高還元率のポイントプログラム

シティ プラチナカードの魅力の一つが、プラチナカード屈指のポイント高還元率。

カード利用で、一回払い・二回払い・ボーナス一括払い・分割払いなら100円毎に4ポイント、リボルビング払いなら100円毎に5ポイントものシティ リワードポイントが貯まります。

ボーナスリワードプログラム画像

さらに、ボーナスリワードプログラム(右図参照)があり、年間の利用金額が50万円以上の場合2,500ポイントが、年間の利用金額が100万円以上の場合6,000ポイントが、年間の利用金額150万円以上の場合10,000ポイントがそれぞれ次年度年会費の引き落とし月の翌月に付与されます。

シティリワードポイントで交換できる商品で代表的なものを以下にまとめてみました。

ここから算出されるシティ プラチナカードの還元率は楽天スーパーポイント及びAmazonギフト券で1.6%~1.87%(リボルビング払いなら2.0%~2.27%)、年会費充当なら2.1%~2.45%(リボルビング払いなら2.625%~2.975%)という驚異的なものになります

シティ プラチナカードは、漢方スタイルクラブカードやリクルートカードプラスさえ凌駕する超高還元率カードなのですね。

シティ リワードポイント 交換商品 1ポイントの価値
2,500ポイント 楽天スーパーポイント1,000円分 0.4円
5,000ポイント Amazonギフト券2,000円分
ウェブマネー2,000円分
13,000ポイント アップル/iTunesカード5,000円分 0.38円
ダイナース JCBギフトカード5,000円分
JTB/旅行券5,000円分
スターバックスカード5,000円分
7,0000ポイント シティ プラチナカード年会費36,750円分 0.525円

また、シティ リワードポイントは2014年1月中旬以降から、ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)、キャセイパシフィック航空(CX)、エティハド航空(EY)、エバー航空(BR)、ガルーダ・インドネシア航空(GA)、マレーシア航空(MH)、シンガポール航空(SQ)のマイルに交換できるようにもなります。シティリワードポイントと各マイルとの交換比率は5:1となります。

さらに、ヒルトン・ワールドワイドのヒルトンHオナーズポイント、インターコンチネンタルホテルズグループのプライオリティ・クラブ リワーズのポイントにも交換できるようになります。

シティ プラチナカードの旅行特典

シティ セレクト VISA プラチナカードからシティ プラチナカードにリニューアルされて、ポイント還元率的にも魅力になりましたが、やはり、シティ プラチナカードの魅力の本丸は旅行(トラベル)サービスの特典です。

特筆すべきサービスを挙げます。

世界最大の空港ラウンジ・プログラム「プライオリティ・パス」の最上級のメンバーシップ「プレステージ会員」に無料で入会できます。これにより、世界100カ国600カ所以上の空港VIPラウンジを利用料無料で利用することができます。プライオリティ・パスのプレステージ会員の通常の年会費は399米ドルです。現在の為替相場で換算すれば、この特典だけで年会費の元は取れる計算になります。

通常の空港ラウンジサービス(国内28空港43カ所、海外2空港2カ所)ももちろん利用できます。

エアポート関連のサービスとしては、他に、空港送迎タクシー・サービス、JALエービーシー優待(空港宅配サービス・レンタル携帯電話)、コートお預かりサービス、国際線手荷物宅配サービス(往復1個無料)なども利用できます。

特にありがたいのは、最後に挙げた国際線手荷物宅配サービスです。通常、スーツケースや旅行用バッグなどの体積の大きい物を自宅まで宅配する場合、1個につき1,800円程度かかりますが、この送料が海外旅行のたびに毎回往復で無料になります。金銭的価値のサービスといえるでしょう。

シティ プラチナカードを含むシティカード会員共通のサービスとして、シティバンク支店でのトラベラーズチェック発行手数料無料サービス、シティバンク ワールドプリヴィレッジ、Hotels.com会員特別割引、海外ラグジュアリーホテル(マカオ・モルディブ)優待、デルタバケーション パッケージツアー5%割引、シティカード トラベルデスク(海外・国内)など旅行(トラベル)を彩るサービスは枚挙に暇がありません。現在紹介したサービスは恒常的な特典ですが、期間限定の特典も次々に追加されています。

さらに、シティ プラチナカードはVisaプラチナカードとして、ヴィザ・ワールドワイドが提供するVisaプラチナクラブ(日本)、Visa Platinum Customer Center(VPCC、コンシェルジュサービス)の対象ともなります。

シティ プラチナカードの保険

シティ プラチナカードは保険も凄い。

シティ プラチナカードで、旅行のために乗用する公共交通乗用具(航空法、鉄道事業法、海上運送法、道路運送法に基づき、それぞれの事業を行う機関によって運航される航空機、電車、船舶、バス、タクシー等)の運賃やパッケージツアー料金を支払えば、本会員・家族会員を対象として、海外・国内ともに最高1億円の旅行傷害保険が付帯します。

旅行傷害保険は家族特約付き。会員の配偶者、会員と生計を共にする同居の親族、会員と生計を共にする別居の未婚の子も補償対象となります。

一般的なクレジットカードの旅行傷害保険には付帯しない、海外・国内航空便遅延費用保険、外貨盗難保険も付帯します。

バイヤーズ プロテクション(動産総合保険)、キャンセルプロテクション、有料で加入するシティアシスト海外旅行保険 追加プランも存在します。

グルメ・エンタテインメントサービスも充実

グルメ系サービスとしてはプラチナカード随一の「シティ ダイニング セレクション」、「ダイニング ディスカウント」、「シティ カフェ・バー ラウンジ」、「エノテカ ワイン・コンシェルジュデスク」、「大丸東京店「D'sラウンジトーキョー」アクセス」、「Visaプラチナダイニング」があります。

エンタテインメント系サービスとしては、ゴルフサービス(プレーフィ半額ラウンジ、名門ゴルフ場予約、ゴルフプライベートレッスン優待、Visaプラチナゴルフ)、コナミスポーツクラブ優待、スパ&ホテル フィットネス優待、リージャス・ビジネスワールド・ゴールドメンバーシップ(グローバル)初年度年会費無料などがあります。

シティカード公式サイト内に記載のサービスの内、アイコンの付いたものがシティ VISA プラチナカード会員限定のサービスです。

クレディセゾンや三菱UFJニコス、楽天KC等が発行しているプラチナカードを圧倒する、まさに超プラチナレベルのクレジットカードといっていいでしょう。

国際ブランドがVISAな点も大きなメリットです。クレディセゾン、三菱UFJニコスが発行する国際ブランドがアメリカン・エキスプレスのプラチナカードは海外(主にヨーロッパ)利用に少し難がありますからね。

これ一枚で海外を旅することができる頼れるクレジットカードです。